スタンフォード大学が注目する人材のタイプに「T型人材」というものがあるそうです。
昔から、 ある分野において深い専門性を持つ人が重要視されてきたのだけど、 彼らは「I型人材」というようです。
自分もヨガが好きで好きで、 どうして?その由来は?意味は?と、ヨガにまつわる哲学や考え方を どんどん追求していきました。
ある時期は、 ヨガのポーズが華麗にできる人々や モデルのような人々が重宝されて、
あの人は『ヨガオタク』だとか、 ヨガのポーズ指導には関係ない知識を持っている人という扱いをされたりした時期もありました。
結局のところ、 うっとりするような外見も 飽きられてしまうのですね。
深い専門性を持つことが大事なのは ヨガインストラクターという仕事からしたら当たり前のことなんです。
花屋さんのスタッフが花の名前を知らなかったらどうでしょう?
どの季節に咲くのか知らなかったら…?
日本は目に見える商品の職人に対するリスペクトはあっても、
目に見えない専門性を持つ人々に対する扱いが悪い傾向があるのかもしれません。
とは言っても、 ただ専門生の高い知識を持っていても駄目だと自分は感じてました。
この「T型人材」とは?という命題は、まさにそのことを的確に指し示してくれてます。
『T型』とは専門以外のことにも興味を持てる人をさすのです。
「T型人材」の人々は、自分の分野の知識を広げながら、異なる分野の人たちとも連携できるので、革新的なアイディアを生みだせる人材ということです。
ヨガを指導するという時には、 「T型人材」のどこが大事なのか?
ヨガインストラクターがヨガに対しての知識と理解を持っていることはスタートラインだという話はしたけれども、その一般的ではない専門知識を難しい言葉やチャクラとかという誘惑を高めるような曖昧な言葉で、一方的に講義するのは「I型人材」のやってしまう方法だといえます。
日本の大学の講義のようにマイクで独り言のように一方的に話す。
1対1であったとしても、 敏腕セールスマンのように 一方的に商品の良さを伝えて
こちらの思いをごり押ししていく。
ヨガを知らない方々に、 一方的に知識を伝えていく… まさに「I型人材」のやり方です。
自分とは異なるバックグラウンドの 人々の背景を理解し、思い遣り、
その人々の一人一人の様子を見ながら その深い専門知識をその人に分かるように伝えようとする姿勢が、
ヨガの革新的な伝え方、 理解してもらえる技が生まれるのだと思います。
自分は幸運なことに、 海外で生活する機会を持つことがあり
異なる文化の人々と交流しながら 語るという経験をすることができました。
時には上手く伝わらずに苛立つこともありましたが、いつでも冷静さと謙虚な気持ち、
そしてあきらめない忍耐力が成功を導いてくれた気がします。
確かに、我々はみんなと同じような服を着て、
同じ流行りに長蛇の列を作る国民性かもしれないですが、 悩みや不安は人それぞれです。
「T型ヨガ講師」がもっともっと増えることで、多くの人々がより豊かになることを願います!
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