今月の注目クラスはキャンドルナイトです。
夏至と冬至に行われる。キャンドルナイトウィーク。
浄化のクリア、トラタカなどをキャンドルを使ってしたり、
たっぷりのスピリチュアル・スタディをヴィンヤサクラスや陰ヨガに取り込んだクラス。
やはり、アナログの炎と呼吸音とチャンティングに何か響くものがあります。
iPhone を手に入れてデジタルに浮かれているのだけど、アナログでの会話やコミュニケーションでは
まさに一期一会のオンリーな瞬間 ”今”がそこにあります。
年末年始はジヴァムクティのNYのスタジオでヨガ三昧となるのですが、今月の12月のフォーカスでも
アナログの素晴らしさがディヴィット先生に語られています。
12月のフォーカス
物語 2009.12
お腹いっぱいに食べた後、猛禽(もうきん:肉食で性質の荒々しい大形の鳥)は、残った部分の獲物(食料)を口にくわえたまま上空に飛び立ちました。猛禽が木々の上に飛び乗ったとき、カラス達がどこからともなく現われました。そのカラス達は猛禽の方へ飛び降り、攻撃を始めました。カラス達は彼を悪くいい、ののしりました。彼の胃袋はいっぱいで重い食料をくわえていたので、飛び立つのはとても難しい状況でした。カラス達は彼を酷い目にあわせようとしましたが、彼は頑固として口にくわえた獲物を離しませんでした。結果的には、迷惑なカラス達から逃れるためにその獲物を諦めなくてはなりませんでした。獲物を解放するやいなや、空腹なカラス達はその獲物を追って飛び降り、彼は上空に取り残されました。彼は貪欲さを手放すことによって苦しむことから解放され飛び去りました。
苦しみを引き起こす根本的な原因を見つけるために物事を深く観察することがヨギの努めて専心することです。その自然における実体に疑問を持った最初の人々が、これらの疑問を解く為に、宇宙のエネルギー、自然のエネルギー、地球に在るすべての生き物のエネルギーの関係性を毎日注意深く観察しました。これらの観察を思うと、日々の出来事の単純な性質が指し示すことよりも幾分深い洞察を明らかに感じ取ることができます。惑星、星、風、水、植物、山々、砂漠、そして特に人類ではない動物達と語り合いました。これらの古代の賢者達は最初の伝統的な智慧をまとめあげ、哲学、精神性(スピリチュアリティ)、呪術、舞(舞踏)、音楽、癒しの科学などを含む智慧を口頭で伝える方法により保護しました。これらの賢者が使った古典的で必然的な方法は、逸話であり、物語であり、聖典の話であり、思想と洞察の例え話でした。 これらの方法による教えによって、我々の日常生活の詳細なことが周りの自然界と相互的に関係しているという気づきを得るでしょう。そして、より注意深い洞察と共に、すべての存在する者の不変性を気づかせてくれるでしょう。
感 覚を麻痺させる仮想実体のウェブ、携帯、GPS、デジタルTV、などに夢中になって多くの時間を浪費しながら、周りの人達との直接的な関係を深めていくことの大切さを感じていくことに目を向けないでいます。この地球上のどんな町でも都市でも歩いてみてください。 どこでも人々はプラズマスクリーンを見ていたり、携帯で話していたりして貴重な生きている瞬間(時)を奪われてしまっているのが見られるはずです。彼らは実際に反撃してこない、口答えしてこない、振り返ってこない者達で満たされた仮想の領域にいるのです。我々の実生活の出来事から相当離れていることにより我々が感じるその孤独と無力感は、我々が構築している仮想世界の当然の報いで、虚無の世界であるという証でもあります。
我々自身の生活に登場している、その猛禽達やカラス達の存在(過ぎ行く日々の中にある寓話(たとえ話)やメタファー(象徴的な例))に気づいてないのかもしれません。おそらく我々すべての者は現実に存在するものが相互に関係して作られる縁の不滅の美しさを思い出す必要があります。そのそれぞれが重なる地点や、それぞれの生きながら直面する出来事は輝かしい貴重なものであり、大いなるものとの遭遇であります。寓話やメタファーの話などは、仮想の世界の画面からあなたを遠ざけ、それぞれの遭遇において不変であり真実の師の面前にと歩み寄るのを手助けできるでしょう。その師の足元にて生命の話に驚きながらいつもいれることは誉れなこと。あなたは、あなたの時を過ごしているので、ヨガのクラスで先生によって、別のスピリチュアルな導きによって、又は自然界との触れ合いからの啓示からのよって告げられた話に自らを調和してください。これらの話が人生における認識を深く味わせてくれます、それだからこそ、その認識を直接経験し、反映し、その洞察を受け入れることなどをあなたは奨励し、そして、その洞察を他のものと共有します。
David Life
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