『出稼げば大富豪』という本がある。
こんな本だ。
ああ、でたな・・・と思っていたら、もう4冊も発行していた。
バリ島に単身で移住して、不動産やら何やらで大成功した人を題材にして、
作者とその大富豪とのやりとりがブログ的な記事にまとめた本だ。
もちろん、作者は元々作家ではないので伝え方やクオリティを求めてはいけない。
しかし、『金持ちお父さん、・・・』のように美談で上手く編集された感はなく、
自分はその大富豪を知っているだけにリアルな本であるのは間違いない。
むしろ、本より実物の方がよりパワフルだ。
だからこそ、バリ旅行というバカンスに、チャンスがあるかもしれない!という淡い期待を
持ち込んで、『バリ島の大富豪に会いに行くツアー』というのが成功しているのかもしれない。
こないだバリに行ったときに、ちょうど『「縁」長線上バリ島!兄貴の原点探訪ツアー』
に参加する人達が兄貴の家を訪問していた。
人の成功から学ぶことは、『その方法以外の方法でしか成功できない。』的な意見も実際はあるのだけど、
兄貴という面白い人と出会えたりできるツアーはやはり価値はあるのかもしれない。
むしろ、その次へと繋げて個人的な関係へと進むためのアプローチの方が大事かもしれないが・・・
そして、このツアーは3月17日~21日で行われていた。
まさに、震災の後である。
そんな時に何をやっているのだ?という意見もあるのかもしれない。
もちろん、自分もその場所にいたのだけども。。。
最近、震災のあった場所へボランティアに行ってきたという人の話を聞く。
また、被災地の方々に関心を持つわけでなく生活している人々の話も聞く。
色んな人々の話を聞きながら、どこに正義があるのだろうか?
正義とは、正しい道徳・正しい行い・正しい倫理のことを言う。
ボランティアに行っていない人は正しい行いをしてないというのか?
無関心でいる人は、正しい倫理を持っていないのか?
被災地の人々は辛い生活をしているのだ。政府や自治体は何をやっているのだ!
と、不平不満を言っているのは正しい行為なのだろうか?
(自分達が辛いわけではないのに!)
本気で心配に思い、被災地までおもむきボランティアに参加した人達には悪いのだけど、
それは自己満足ではないのか?単なる目立ちたがり屋さん的な行為ではないのか?
そんな、行動力があるのならば、その力と労力を使ってより多く働いて物資や援助に回したほうが
効率はよいのではないだろうか?(はたから見たら地味だし、何かを成し遂げた充実感はないが・・・)
もちろん、何かに精一杯生きていて頑張っている人やそういう時期にある人は、
他ごとに目を、気持ちを捧げる余裕がないのは当然だ。
むしろ、多くの人々はその理解に育む必要があるのかもしなない。
という自分自身もどこに正義があるのか?分かっていないのだ。
ただ言えることは、何がおきても真実を見つめれる広い視野と、流され、パニックに陥らない
静かなココロと、地に足がついた健康な身体が、
何が真実で、何がまやかしなのかを伝えてくれるはずだ。
ポジティブに一歩一歩進んでいくしかない。その行為の先に正義はあるのまもしれない。。。
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