武田邦彦氏の月一講義。
今回のテーマは「男と女」
資料がないので、
電車に揺られながら、
ゆっくりと思いだす。。。。
私は予測不能な未来を少しでも
現実的に描きたいから、過去の歴史を未来の鏡に映す…
男と女もそうだ。
「枕草子」「源氏物語」…
純粋な恋から、不純な恋。。。
…色々な物語があるけど、武田先生の講義内容は、そういった類いではない…
あれは確か…
小学校の3、4年生だっただろうか?
完全な理科オタクだった自分は、
ある仮説をたてた。
「女性は宇宙人なのでは?」
我々も宇宙に住む宇宙人なので、
ここでの意味は、地球外知的生命体なのでは?という、仮説だ。
なんと小学生らしい大胆な
仮説ではないか!!
まぁ、
自分の仮説はどうでもよいのだけど、
自分が身近にいる妹の生態を観察して
仮説を作ったように、
武田先生も多くの動物観察から
男と女を考えているようだ。
その内容は、うーんっ、と唸らされてしまう。
生物的には、すべて男(オス)は女(メス)に無条件で惹かれるそうだ。
何が言いたいかというと、
メスが無理に気を惹こうとしなくとも、無条件でオスはメスに惹かれているのだ。
だから、生物的に見ると、着飾ったり、鮮やかになったり、プレゼントを渡したりして、メスの気をひくのはオスの仕事だった。
気をひけないと、子孫が残せないから必死なのだ。
ところが、人類の脳みそが大きくなってきたころ、約2万年ほど前から、
男性の性欲が落ちてきたのだそうだ。
そして、発掘された骨の頭蓋骨を見ても、約2万年前ほどより女性の頭蓋骨に化粧が付着され初めているそうだ。
人類が賢くなって化粧を覚えたのか?
賢くなることで落ち始めた男性の性欲をかきたてる為に化粧をし始めたのか?
生物の遺伝子に組み込まれた情報は
意思や感情に関係なく行動させる。
生物は何よりも子孫を残すことを優先するよう行動する命令がされているのだ。
人類の場合は、これに思考が反映されるからむつかしくなる。
感情によって行動がゆがみ、新しい社会風習に流される。
我々に近い生物の猿たちの話。
彼らは群れをなしてグループで活動している。
1匹のボス猿と周りに10匹のメス猿達。
さらに、それぞれ10匹の小猿達。
そこにふらっと新しいオス猿が現れ、
ボス猿とトップの座をかけて争う。
新しいオス猿が勝つと、新しいボス猿が誕生して古いボス猿は群れを去るのだ。
その古いボス猿は、群れから離れてすぐ死んでしまうそうだ。
その後どうなるのか?
10匹のメス猿は新しいボス猿を家族として受け入れる。
そして、ここから受け入れ難い話になるけど、新しいボス猿は10匹の小猿達を殺めてしまうのだ。メス猿はその様子をただ眺めているらしい。
遺伝子を残すというのは種族全体ではなく、
あくまで単体としてのことなのだろうか?
ちなみに、今の社会とでは風習が違うが、司馬遼太郎氏の本によれば、昔の日本では兄弟がいたとして、兄には嫁と子がいて、弟は独り身だとする。
この時に兄が亡くなってしまったら、
弟が兄の嫁を自分の嫁として生活する
のが普通だったそうだ。
まだ結婚相手を家族のために親が決めていた時代の話だろうけど。
様々な目線で人類を、生物を、オスとメスを見ていくと、何か複雑な気持ちになる。
そして、1つの本を思い出す。
「バガヴァッドギータ」だ。
おのれの宿命に真摯に向き合え!
それに専心するのだ!!
出来心や、心が折れてしまったり、くじけたり・・・そりゃ思考が反映されるから色々あるだろうけど、
目の前の出来事を無視しないで苦痛を受け入れることこそ、人の生物としての務めを果たしているのでは?と思ってしまう。
その意味で、男性と女性では向き合う内容が違う。
もちろん、年齢によっても内容は変わってくる。
でもこの違いこそが「人類のオスとメスの違い」な気がするという所で、話を締めくくらせていただきます。
今夜も独り言が多すぎました。。
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こんにちは
面白いお話しですね
人類の身体的な進化は女性に先に出るという話をどこかで聞いたのを思い出し
先に頭がでかくなって化粧をしだした女の姿に 意外と前より男が萎えちゃった説というのが浮かびました‥