今を大切にしたいものです!!
その為には、正しく過去の事実を把握して、
どのような未来に社会が向かおうとしているのかを予測する事が、
「今という瞬間」に安定して存在するためのコツであるとこの場では考えます。
事実を把握したくとも、当事者出ない限り(当事者であったとしても!)、
わからないものです。わからないことを言いことに、メディアは自分たちの都合のよい方向へと
国民を扇動していきます。
特に、日本は賛否両論の国ではなく、1論忖度の性質をもっているのでやっかいです。
戦争という人殺しの出来事に加担しない(自分自身を苦しめない)ために、
まずはウクライナとロシアの歴史を簡単に知っておきましょう
○ウクライナの簡単な歴史○
・9世紀から13世紀半ばにかけて存在した国家が、キエフ大公国であり、正式な国号はルーシという。
現代国家であるベラルーシ、ロシア、ウクライナの文化的祖先である。
ロシアという言葉はルーシから来ている。
・1240年代のモンゴルの侵攻により滅びてしまう。
その後、ポーランド王国とリトアニアの軍勢によって侵略されて、分割されていく。
・ウクライナは長年に渡り、コサック(略奪する者の意味)兵として争いを続け、
西側のポーランドやヨーロッパの国々と関係を保ちながらロシアから独立しようとし、
ロシア側としては小ロシアとして扱われて属国として搾取されていく
という歴史があります。
○ウクライナを巡る最近の歴史○
◆2014年2月下旬、ウクライナ騒乱(革命により新政府がおこる)
◆2014年3月、ロシアによるクリミア侵攻(クリミア自治共和国としてウクライナから独立させる)
◆2014年6月、ポロシェンコ大統領就任(しかし、国内の東ウクライナでは分離独立派とのドンバス戦争は継続)
◆2014年9月、第一回ミンスク合意(ロシア、ウクライナ、OSCE、分離独立派の代表による停戦調印)
◆2015年2月、第二回ミンスク合意(ロシア、ウクライナ、フランス、ドイツの代表による調印)
◆2019年、ウクライナのテレビドラマ『国人のしもべ』の高校教師役でゼレンスキーが出演(全51話)。ドラマの中で大統領まで上り詰める
◆2019年、ウクライナの第6代大統領にウォロディミル・ゼレンスキー就任
◆2021年、パンドラ文書告発により、ウクライナ大統領のゼレンスキー氏と友人が大統領に就任する前年(2018年)に
イギリス領バージン諸島、キプロス、ベリーズにまたがるオフショア企業のネットワーク(租税回避テクニック)を使って、
クルーザー、大邸宅、絵画など1000億を超える隠し資産があることが暴露される
◆2021年10月、ウクライナ政府軍は東ウクライナの紛争地域の親露派武装勢力に、
第二回ミンスク合意に違反してドローン攻撃が実施される
◆2022年2月11日、ロシアは第二ミンスク合意を破棄宣言
◆2022年2月24日、ロシアのプーチン大統領は東ウクライナに特別軍事作戦を実地することを決定
日本のメディアは、何も考えずに、ただ感情的にロシアを悪としましょう!
となっているので、ロシアとウクライナのこれまでの歴史を省みる行為が
「反ウクライナ」的に思われてしまうかもしれないですが、
そんなことは全くありません。
世の中の意見として、戦争はどちらかを悪としないといけないという意見もあるようですが、
自分にはどうしてもどちらかが悪いとは判断できないのです。
どちらも極悪としか思えないのです。
過去の歴史から見れば、ロシアはヒドイ国です。
ウクライナ・アメリカ連合に正義はないと言うと、
逆にロシアが正しいとは勘違いしてはいけないと思います。
我々は、忘れてはいけないのです。
1853年にロシアは一方的に樺太を日本から
奪いました。250年の間、松岡藩が守ってきた
日本の領土を侵略したのです。
第二次世界大戦(大東亜戦争)中、
日本はロシア(ソ連)と日ソ中立条約を結んでいました。
それぞれの国の領土保全とお互いに攻めない約束です。
1945年8月9日、日ソ中立条約があるにも関わらず、
ソ連は日本に宣戦布告をしたのです。
その後の虐殺は凄まじいものだったのに、
敗戦国日本はそれを語ることはタブーになっています。
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