行動と反動 (ACTION&REACTION)

なにか行動を起こすと、必ず反動がある。
とはいえ、
毎日の生活でのほとんどの行動は無意識だ。
ため息ですら誰かが気づいてくれないと、したことに気づかない。
時に観た映画すら覚えていなくてレンタル屋さんから借りてきて、
ああっこれ見た気がする・・・っていう反動をする人もいるぐらいだ。
景色として見たぐらいなのだろう。。。
だから・・・
その行動がどのようなものだったのか?
を、知りたかったら、この反動を見ると良い。
むしろ反動を見ることぐらいしかどのような行動だったのかが分からないのではないだろうか?
基本的な行動は形に表れる。
身体の行動は動きに現われ、
心の行動は表情や動きに現われ、
言葉の行動は大きさやトーンやリズムに現われる。
これらの情報を得ることが難しい、メールや電話がどんどん普及すると
反動を見る習慣が減っていってしまう。
もちろん、トーンやテンションが分からないのっぺりとした2次元の奥ゆかしさ
が文字にはあるから手紙など、すべてを悪く言っているのではない。
それでも、読み手の能力に左右されてしまうのだ。
反動を観察する習慣。反動から学ぶ習慣。それによって鍛えわる感覚。
この感覚が少ないと、本を読んでも状況や繊細な動きが想像できない。
やはり読む人によって内容の厚みが変わってきてしまうのだ。
だから現代人は本を読まなくなっている。読んでも、状況が想像しやすい
書き方をしている本を選ぶのだ。
情報を少なくして、繊細な状況や臨場感を想像で感じさせる本が
素晴らしいのだが受けて(読者)の受信アンテナの感度が悪いので
仕方がない・・・
この観点から売れる本が素晴らしいとは言い難いのだ。
(話はそれたけど・・・)
前にブログでも書いたけど、
感情豊かな人と、表情豊かな人は違う。
人はつい、表情豊かで人懐っこい人を暖かい人と思い、
冷静で表情があまりない人を冷たい人と思ってしまう。
脳学者の茂木さんも言っていたが、心の暖かさは知識の量に
比例する。多くの事柄を知識で持って色んな角度で見れるから
柔らかい心が産まれるのだ。

表現が豊かでないと行動のリアクション(反動)なども
顔にすぐでてしまうのだ。
純粋さがでるのではない。豊かどうかが反動として分かるのだ。
まぁ、話は少しそれたけど・・・・
ああ、仕事とは?についてだった。。。
なぜ行動が大事かというと・・・
それが必ずリアクション(反動)を伴うから。
そのリアクションから分かることが多い。
とはいえ、中々、無意識に過ぎ去る日常の行動を大事にしてあげるどころか、
行動すら覚えていないのだ。
だから!
真剣に励まねばならないとされる、「従事する仕事」というのが大事になってくるわけです。
1日の3分の1ぐらいは真剣に、意識的に、集中して仕事に励むこと。
これが重要なのです。
そして、残りの3分の1で、
その真剣に行動したことによる反動(リアクション)から自分を見つめ直し、何が自分に必要なのか?
自分がどのような状態なのか?
という整理をすることをしたり、さらに残りの3分の1で脳の、記憶の
整理とも呼ばれる睡眠をとったりするのが大事だということです。
形式的なものはどうでもいい、スーツを着ているから仕事しているとか、
家でふらふらしているとか、遊んでばかりいるとか・・・
している内容を従事するものとし、真剣に行動していれば・・・
真剣に行動していれば、
反動(リアクション)を感じるためにヨガが素晴らしい道具であることが分かるだろうけど、
ヨガの練習をすることによって
真剣に行動することが大事だと分かることのほうが一般的かもしれない。
まぁ、卵が先か? 親鳥が先か? の水掛け論なんだけど・・・
一般的には、まさか色んなポーズをとっていくヨガからそんなことを学べるのか?
ヨガって美容のためじゃないの?
ダイエットのためじゃないの? 
身体を柔らかくするためのものじゃないの?
って思うのが一般的なイメージかもしれない。
そんな分かりやすいイメージ通りのものが何千年も世界中で支持されているわけがない。
想像を超えるような内容が含まれているから場所を構えて伝え、教え、励ませているのだ。
ちゃんとしたリアクションを見つめられるように・・・

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