祝!! アシュタンガ歴40年ナンシー先生!!

ナンシー先生がアシュタンガヨガの祖であるパッタビジョイス師に出会い、
アシュタンガヨガを習ってから・・・40年が経ったそうです。。。
40年前に出会ってから、こんな素晴らしいヨガは他にない!!
と、彼をアメリカへと連れて行き・・・あれよ、あれよと・・・
全世界へと広まっていったのには驚きです。
その後、ナンシー先生はハワイのマウイ島に移りヨガをずっと指導してきました。
自分もハワイに4年ほど留学していたという縁で、
ナンシー先生と出会えたことは喜びです。
その後、自分がヨガスタジオ(MyOSUL8 Yoga School)を開くこととなり、
ナンシー先生もワークショップをしに来てくれたこともありました。
下の記事は、ある生徒さんが40年を記念してナンシー先生に取材したのを日本語に
訳したものです。自分なりに訳してしまっているので原文を合わせて載せておきました。
この記事の下に、
今年の秋に名古屋で行なわれるイベントのことも紹介しています。
興味のある方は覗いてみてください。
学べば学ぶほどに、
パタンジャリのヨーガスートラを実践理解するのに最適のヨガが
アシュタンガヨガだと思います。
ナンシー先生の言う、正しい練習のお陰で今の自分があるのは間違いないです。
前置きが長くなりましたが、
ナンシー先生へのインタビューをお楽しみ下さい〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5cff75293978c2c8b24f02fb140c23ef.jpeg
Nancy is looking good, and she said to me, that she is feeling good. She is celebrating40 years of teaching Ashtanga, in the way, how she was taught by Pattaabhi Jois. Things are changing, and she was always questioning Guruji: “Guruji, things are changing, how should I teach?” Nancy gave this question to Pattabhi Jois before he died, and she has got the same answer again: “Teach the way I taught you!”
ナンシーは元気そうだ。彼女も私に、最近はとっても気分が優れていると言う。40年間に渡るアシュタンガヨガの指導をナンシー自身、お祝いしているのだ。40年間、どのようにパッタビジョイス師より教わったのだろうか?物事は移り変わる。そして、ナンシーはいつもグルジに問いかけてきた。グルジよ、物事は移り変わります。私はどのように教えたらよいのでしょうか?と…グルジが亡くなる前、ナンシーはこの質問をグルジにしたことがあった。その時も、同じ答えを頂いたのだ。「私が教えたように教えなさい。」
Nancy is explaining that here is 4 generation of teachers. 1st is her, David etc., the second is Lino Miehle and other teacher who met Guruji at this time, the third is students of Sharath, and the 4th is the students which never met Pattabhi Jois.
ナンシーが説明するには、アシュタンガヨガが世界に普及するにおいて、その指導者達は、4世代に分けるコトができるという。第一世代はナンシー先生や、ディビッド•ウィリアムなどであり、第二世代は、リノなどのある時期グルジに会って習った先生たち、第三世代は、シャラスの生徒達、第四世代はグルジに会ったことない生徒達と分けることができる。
Nancy puts emphasis on that its very important to have a one teacher, who follows the lineage. Out there is a lot of teachers, who one day teach Power Yoga, another day Vinyasa, hot yoga, then they call their classes Ashtanga and they think it is going to work. It won’t. Ashtanga yoga is healing system. Some teachers put their things into the Ashtanga yoga, some teachers cut difficult poses, there is a lot of misunderstanding what Ashtanga yoga is, its why Nancy travels a lot. She does teach in the way how Pattabhi Jois taught her and she is carrying the torch of traditional Ashtanga yoga and sharing the amazing tradition of this practice.
ナンシー先生は1人の頼れる先生を持つことの重要性を強調している。見渡せばヨガの先生だらけで、ある日はパワーヨガを教え、別の日はヴィンヤサやホットヨガを、そして、彼らはそれらのクラスをアシュタンガヨガと呼び、ある先生は難しいポーズを取り除き、そこには多くのアシュタンガヨガとはどんなヨガであるかの勘違いが存在している。だから、ナンシーは勢力的に(アシュタンガヨガとは何であるかを伝えるために)世界中を飛びまわっているのだ。パッタビジョイスがかつてナンシーに教えたように、彼女は教え続け、その伝統的なアシュタンガヨガの灯火を運び続け、この練習法の驚くべき伝統をシェアし続けている。
Nancy opens heart to everybody. “Ashtanga is to be within yourself, you use bhandas, you breath and you look. You can do Ashtanga yoga on the wheel chair. You can breath and you can use your bhandas. This is Ashtanga. Its not how does your posture look like. Be with who you are.”
ナンシーは誰にでも心から接します。「アシュタンガヨガは、バンダなどを使い、呼吸をして、目を向けることで、内側のあなた自身に気づくものです。あなたは車椅子の上でもアシュタンガヨガができます。呼吸できるし、バンダを使いことはできます。これが、アシュタンガヨガなんです。あなたがどんな風にポーズをとっているかの見た目は、アシュタンガヨガの練習とは関係ありません。あなた自身に気づくことが練習です。」
“Practice should be comfortable and soft. If it is comfortable, you are doing yoga.” Nancy said to us. “Softening, not tightening.” Then she mentioned the basic of the practice, how it should be, by using Yoga Mala a lot, to show us the pictures of Guruji.
「練習は快適で、かつソフトであるべきです。ポーズをとっている時に快適さを感じるなら、あなたはヨガの練習をしているといえます。」と、ナンシーは我々につげます。「ソフトであり、筋肉の堅いこわばりがないこと。」続いて、ナンシーはヨガマーラのテキストを使ってグルジ写真を見せながらポーズとはどうあるべきか?を、ヨガの練習の土台となる基礎として伝えてくれました。
Nancy Gilgoff has learnt the Primary and Intermediate series of Ashtanga Yoga during her first trip to Mysore, in 1973. David Williams and she stayed for four months that trip, and had two classes per day (excluding Saturdays and Moon days). Third year Pattabhi taught Nancy thirds series, even though she could not hold herself in Chaturanga properly! Pattabhi likes to teach this way, because it heals the body. We build the heat. The importance is the breath and bhandas.
1973年の初めての南インドのマイソールに訪れてアシュタンガヨガの練習をしたときに、私はプライマリーとセカンドシリーズを共に練習しました。ディビッド・ウィリアムとナンシーは4ヶ月間マイソールシティに滞在していたのですが、土曜日と満月・新月を除く日は毎日2回プラクティスがありました。3年目にはグルジはサードシリーズをナンシーに指導していました。この時点でナンシーはチャトランガのポーズが適切な状態で支えられなかったにもかかわらずです。グルジは練習生の身体を癒やすことを第一目的としてこの様に指導するのを好みました。我々は熱を作りだし、バンダと呼吸を重要視しました。
The “new school” teachings from Sharath in Mysore say that you should be able to drop back into and stand up from Urdhva Dhanurasana; this requirement keeps many people in primary for a long time! I can do it, but what about other students in class who are struggling with backbends?
マイソールシティにある現在の新しいアシュタンガヨガの教室はグルジの孫のシャラス師によって指導されています。現行のスタイルは、立った状態からブリッジの状態(ウルドゥバダヌラーサナ)まで身体を反り降ろし、さらにその状態から元の立った所までもどってこないといけないといいます。これができないと次のセカンドシリーズに進むことを禁止しているので、長い間プライマリーを練習のみを続けないといけなくなります。できる人はいいでしょうが、バックベンドにいつまでも奮闘し続けるのでしょうか?
I am so thankful for my teachers, that I am able to teach you in the way how Guruji taught Nancy and in the way how Manju Jois teaches.
Take some time today to think about what this tradition and lineage of Ashtanga Yoga means to you, and celebrate the message of Sri K. Pattabhi Jois…
私の先生達に本当に感謝しています。グルジがナンシーに教えたように、
グルジの息子のマンジュジョイスが教えてきたように、私は目の前の生徒達に指導できることに感謝します。
今日、少し立ち止まって考えてみてください。
アシュタンガヨガの伝統と血統があなたにどんな意味があるのか?
グルであるパッタビ・ジョイス師のメッセージを賞賛すると共に・・・
Namaste
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
40年って凄いっ!!!
自分もマイソールスタイルでアシュタンガヨガを教えているので、
ナンシー先生の言っている意味はよく分かります。
大事なのはシステムではなく、参加する人のマインドなのだから・・・
自分は今のシステムの良い所と悪い所を見つめながら、
生徒さんの「気づき」のためになるには?と、いつも自問自答しながら頑張っています。
2013年もナンシー先生は名古屋に「アジャストメントクリニック」をしに来てくれます。
もうこれはアジャストメントといいながらアシュタンガヨガの本質を学ぶ合宿だと思います。
どんな雰囲気か?MySOUL8のブログから去年の様子も見れますし、
2008年の古い記事ですが自分のブログでも紹介しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です