専門学校の入学式に参加。
200名近い新入生が専門的な技能を学ぶのだ。
みんなどの様な気持ちなのだろうか?
ついこないだまで高校生だった子達が、もう社会を意識して学ぶのだ。
当時の自分は、壮大な理想だけを持って実際は何をしたらいいか分からない、
右も左も知らない世間知らずだった。
親戚すべてが商売人ということから、
商人としての道へと行くんだろうなーという流れのなか、
なぜに数学が得意だからって理系に行くのか?
というシンプルな疑問のなか、
よく分からないが、経営学部でしょ!
と、学校の先生や親が反対する中、
センター試験前に文転したのが
唯一の自分の判断だった…
今、思うと、そりゃ担任としては、
一人でも国立大学に合格して欲しいわな…と思う…
大学行っても、学生の身分を利用して遊びまくっていた・・・
税金とか、費やした時間に比例して労務というものが発生している
なんて考えずに無限にある時間を学生ベンチャーみたいなものに費やしていた。
自分は全てを知ろうとする人だから、
何でも、表も裏も知ろうと、みようとしてしまう。
正直、これから国家資格を目指して頑張る学生が、
どこまで社会の厳しさを知る必要があるのだろうか?
世界の壮大さを知る事は、同時に世界の醜さを知る事でもある。
世界中に愛情を捧げることは、世界中の痛みを知る事でもあるのだ。
それぞれの学生に、
どこまで耐えれるのか?
その基準は正直分からない。
痛みには世界基準はないのだ。
エサでつったりして、
無理矢理に光を当てて目を輝いているようには見せれるけど、
痛みや厳しさを知らずして、
本当の目の輝きを放つ事は出来ない。
約1時間の入学式で新入生の顔を見て、彼らの目を見て・・・
3年後には、目を輝かせてくれるかな・・・?
どうしたらいいかな?
と、思うのでした。。。
自分はどうか?というと・・・
帰り道での桜が奇麗で・・
それに目を輝かせているだけだけど…
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