1Q84をよんでみて

よんでみて
読んでみて
と、書くと主語がないので(自分が)読んでみての話なのか?
(誰か)読んでみて!なのか分からないが、
これが日本語の良いところである。
答えばどっちもだ。
自分で読んでみて思ったことが、『みんな!読んでみて!』 だ。
ところどころにヨーガという単語が出てくる。
主要な人物達はところどころで身体をなまらせない為にストレッチをする。
村上春樹はヨガをしているのだろうか?本からの知識なのか?
ただ、1984年ごろにヨガマットというものがあったとは思えない。
小説の時代には、ヨガはヨーガと発音されていた。
よく、ヨーガが正しい発音です!といいながら、
アーサナをアサナとか言って他のサンスクリット語がでたらめな人がいるけど
(それはまぁ、いいとして・・・・)・・・
自分はサンスクリット語の発音のクラスを受けて実感した。
こりゃ英語の発音はイギリス人とアメリカ人で違うようにインド内でも違うし、
こだわっていたら発音すらできない。すべてのこだわりを捨てよう!と。
それよか、意味を感じながら発音した方が幾分ましだと。
何かを得るということは何かを捨てるということなのだ。
何かを得るということは何かを捨てる・・・
これは小さいころよりの自分のルールなのだが、1Q84にも良く出てきたフレーズだった。
そんなことをいうような内容の経典にはまだ出くわしてないが、
何かユニバーサルルール的な普遍的なことなのかもしれない。
話がそれたけど・・・
単体ではヨーガの発音はしやすいけど、何かの名詞と繋がると発音しづらくなる。
これは日本語を発する口だけそうかんじるのかもしれないし、自分だけかもしれないけど、
ヨーガマットとはいいづらい。
『ヨーガマット。。。』
・・・ヨガマットでいい気がした。
何はともあれ、何度か違和感のあるヨーガマットという単語を見ながら小説を読んだ。
久しぶりの一般小説だったから新鮮だった。
(いつもヨガ本やビジネス本やクーリエなどの記事ばかり読んでいるので・・・)
1984年ではない世界。1Q84年という世界は原因と結果が繋がっていない世界なのだ。
だから不思議なことが多く起こる。
つまりカルマの法則(原因と結果の法則)が成り立っていないのだ。
自分ではない、両親の信仰や強い信念に無理やり抑圧されて生きていた2人の男女が
そのカルマから逃れることができる世界へと行くのだ。
ヨガの言うところの(カルマの輪廻から脱する地点)解脱の地点へと。
その世界においてはヨガや仏教でいうところの神とは違う形としての神的なものが登場する。
何かの秩序を守るものだ。彼らの意思を聞けるもの(意思にきづくもの)はレシーバーとして登場し、
それを伝えるものとしてパシーバーとして表現される。
これをわざとかは知らないけど、ヒンズー教におけるシヴァ神ともじってか?
レシヴァとパシヴァで表現されている。
いかにも漫画的な展開ともいえるファンタジーだった。
これが漫画だと読まなくなる人がいて、小説だから読む人がいる。
人は自分の中に異なるレシヴァな部分とパシヴァな部分を持っている。
明確な神などいないと信じる自分から見れば、
すべて感情が作り出した好き嫌いにしか見えないのだけど・・・
食べものを好きだとか嫌いだと言っているのと変わらない。
お菓子は食べないけど、レストランのスィーツは食べる。
がりがり君は食べないけどハーゲンダッツは食べる・・・
誰もが見ても同じような5本の指で・・・
その話もいいとして、この世界観が村上春樹なのだろうか?
『ジョジョの奇妙な冒険』を読んだときのような奇妙観とも違う、
『江戸川乱歩』を読んだときのような奇妙観とも違うなにか・・・
読んだあとはその奇妙観が普段の現実と混ざり始める・・・↓↓↓こんな風に・・・
(以下はツイッターでのつぶやき模様です・・・)
■1Q84 にはまる。不思議な世界だ。れShive神とパShiva神。 7:57 PM Aug 20th webから
■不思議な小説を読むと奇妙なことに巻き込まれる。受けて(レシーバ)の問題か?7:58 PM Aug 20th webから
■会社で1人で仕事をしていると電話が鳴る。 7:58 PM Aug 20th webから
■自分のデスクの電話は壊れている。横にしないとでれない。 7:59 PM Aug 20th webから
■これもいつからなのか?奇妙な電話だ。でもなぜか直さない。この不便さが好きなのだ。 7:59 PM Aug 20th webから
■銀行からだ。。。。 7:59 PM Aug 20th webから
■何故だか?今すぐ会社に行きたいのだという。 8:00 PM Aug 20th webから
■3時に閉めて5時には終わる銀行が?何故7時過ぎに? 8:00 PM Aug 20th webから
■奇妙な電話だ。 2010年8月20日 20:00:39 webから
■急ぎのようだからスグクルと思ったら30分後に来た。 2010年8月20日 20:01:10 webから
■昼間の入金作業でミスがあったらしい。 2010年8月20日 20:01:28 webから
■自分がした入金じゃないから分からないし、話を聞いても何にも解決にはならなかった。 2010年8月20日 20:01:58 webから
■会社が動き出す(来週の)月曜日からの問題だ。 2010年8月20日 20:03:42 webから
■彼らには彼らの事情があり、やり方があるようだ。 2010年8月20日 20:04:00 webから
■話をすればするほど自分は無関係のように思えてきた。 2010年8月20日 20:04:28 webから
■お詫びの品の袋には、愛知万博2005年とある。 2010年8月20日 20:05:36 webから
■瀬戸焼の器だ。 2010年8月20日 20:05:50 webから
■何故だか外の袋のセロテープが取れている 2010年8月20日 20:06:19 webから
■セロテープが取れるって何年前のテープ? 2010年8月20日 20:06:39 webから
■答えは包みの袋にすでにある。 2010年8月20日 20:06:58 webから
■2005年かそれよりちょっと前だ。 2010年8月20日 20:07:12 webから
■6年前か・・・ 2010年8月20日 20:07:19 webから
■いつの間にか、真剣に悪いと思っている人の目とそうでない人の目がわかるようになっている自分がいた。 2010年8月20日 20:08:07 webから
■この表現事態が小説1Q84の影響なのだ。 2010年8月20日 20:08:39 webから
■おかげで何年も覚えることができなかった兄弟の生年月日をおぼえれた。2010年8月20日 20:09:03 webから
■奇妙は周りに満ち溢れている。ようはそれを見つけられるかだ。 2010年8月20日 20:10:04 webから
■ダイヤの指輪を拾ったことを思い出した。かくれんぼをしていて車と車の間に隠れていたときにだ。 2010年8月20日 20:10:43 webから
■本物かどうかをしらべたくなった。ダイヤモンドは硬度10だという事は知っていた。どれくらい硬いかはわからないが何よりも硬いということだけは知っていた。 2010年8月20日 20:11:33 webから
■自分の持ち元で1番硬いものといえば、化石採集の時に岩を粉々にするハンマーだった。あれは小学校4年生ぐらい(10歳)だったけど趣味は化石採集だったのだ。 2010年8月20日 20:12:53 webから
■そのハンマーで何度も何度もダイヤモンドをたたいた。 2010年8月20日 20:13:17 webから
■車と車の間に落ちていたこともあり、車から降りるときに落としたのでは?という仮説が真実に近いのでは?と確信に近づいた頃・・・ 2010年8月20日 20:14:24 webから
■ハンマーと地面との角度が緩まったのか?ダイヤモンドは横へと勢いよく飛んで行った。 2010年8月20日 20:15:07 webから
■探したけど見つからなかった。かくれんぼをしていて、今度は自分が鬼になってしまったのだ。 2010年8月20日 20:16:09 webから
■まだダイヤモンドの価値といえば、百科事典に硬度10とでてくる石というぐらいだった。長い年月によりうまれた化石の方が自分には価値があったのだ。 2010年8月20日 20:17:33 webから
■探すのをすぐあきらめてしまったくらいの価値だった。銀行さんとのやり取りも不思議な始まりだったけど、それくらいの価値だった。 2010年8月20日 20:18:47 webから
■あしたには忘れるだろう。 2010年8月20日 20:19:02 webから
■そして月曜日にまた動き出すのだ。興味はないけど・・・ 2010年8月20日 20:19:35 webから
短期間にツイートしまくりだ・・・
これが村上春樹の『1Q84』を読んで自分がレシーヴァして、パシーヴァしたくなったことだ。
簡単に影響を受けることができるのだ。
これも柔軟だからかな?

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