始めてのmysore(南インド)ヨガプラクティス旅(10)

(10)母は強し!女性は強し!

インド(南インド・マイソール)を歩いていると・・・

家の前になにやら紋章のようなものをよく見かけます。

こないだ歩いていたら、
ちょうどそれを書いている人がいるのを遭遇!

家のゲートの前におばあさんが這いつくばっていた。

白い粉を手のひらに乗せて、
指の隙間から上手に粉を落としていく。

小学校の時に校庭に白い線を書くみたいに(運動会の時とかに!)、
線ができていく。

チョークみたいな物で書いていると思っていたのだけど、
想像と違っていました。

なれた手つきで線が縦に・・・
横に・・・それが、三角でつながって・・・

動画をアップできたらいいのにと思いました。

なにやら、紋章ができていく。。。
時には違うときもあり、今、宿泊しているところの家の前にも会ったな・・・
いつの間にかいているんだろう?

そして、何を意味しているのだろう?

狛犬みたいなもんで、
家を守っているのだろうか?

見ているとインドの女性はよく働く・・・

こっちが手で洗濯物を一生懸命に洗って干しながら、
インドの女性はすごいな~って、思ってたら、ちらっと洗濯機が見えて、
「おいおいっ!せっかく褒めたのに!」って思ったけど、それを含めてもよく働くと思う。

いつも、家の前を掃除したり、料理などもつくっているのだろうか?

今、通っているアシュタンガヨガのシャラ(スタジオ)の先生は基本的に2人います。

シャラス(シャラート)と、
サラスワティ(シャラスのお母さんでグルジの娘)。

シャラスは4時45分からクラスをしているとはいえ、
8時ぐらいになると、新聞を読んだり、引っ込み始める。

何時からサラスワティは始めてるかしらないけど、
初心者にも丁寧にアジャストしたり、何かいい印象を感じる。

日本にいたときとは、
AYRI のイメージが180度変わった。

勝手に作ってしまっていたのだけど。。。

冷静に考えると、朝からお母さんと同じ職場で同じようなことをする。
そして、息子の方が偉い(のかな?)ってのは中々すごい環境だけど、それも悪くないのかも。

能力が問われる仕事というのは、家族などの継承性にするとすたれていくのが世の常なのだが、
自分がこのシステムについて言及してもしょうがないだろう。
日本の陰陽師達の仕事(天文博士)も江戸時代に一族による継承性にしたことによって弱まってしまったらしい。

やはり、技術職や教育職は、
能力のある人が見ていくのが大事な気がします。

政治もそうだが・・・2世、3世議員に何ができるのだろう?
いや、世の中を悪くすることができるか・・・

話がそれてしまったけど、早朝より母と子が、
生徒の腰をもってバックベンドをしている姿は微笑ましい。

たまに、お母さんに仕事を押し付けて、新聞読むな~って思うけど。

けど、シャラートもいい人なんです。

サラスワティ(シャラートの母)も、朝に生徒のヨガを見て、洗濯したり、
料理したり、父親(グルジ)の様子を見たりしているのだろうか?

よく働くものだ。

サラスワティがシャラの前で紋章を書いている姿は見たことないけど。。。

たぶん、それはしてないだろうな・・・

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