演劇は爆発だ!

知り合いが出演するというので、演劇を見に行った。
タダキさんが座長を務める、「少年ボーイズ」という劇団だ。
このタダキさんは、名古屋では有名だそうだ。
知らなくて、すいません・・・・
演目は、「インポッシブル ドリームズ」 「ワイルド エッグズ」
の2本立て。
脚本がしっかりしてそうで、コミカルで面白い。
が、意味が解からない。
漫画のような設定と展開なんだけど・・・わざと色んな解釈をとれるように終わっているのか?
始まる前に、座長さんが、「今回のはとっても、とっても難解です~」
と言って、設定を話してくれた。そしてヒント的なことを・・・
何故?直前に言うくらいなら、フライヤーとかウェブ上にあらすじを書かないのか?
劇場の楽屋で3人のそれぞれ、生きた時代の違う元俳優の幽霊たちが繰り広げるストーリー
そこに現代の若手俳優たちが現れて、彼ら(幽霊)達が話す、シェイクスピアのマクベスの
話とリンクしてゆく・・・
面白い設定じゃないか!と、思っていたら、最後に3人の幽霊たちがわけのわからないことを
言って終わってしまった・・・・たぶん、その台詞は有名小説からの引用で、
何か意味があるのだろうけど、それを知らないと意味を感じれない・・・・
演劇は芸術なのか?
主催者曰く、
絵画のように楽しむものだという・・・・
だとしたら、ものすごいページが重なった絵画だ。(これは皮肉・・・)
絵画の楽しみ方って?
自分には詳しく解からないが、絵画だって、作者が誰なのか?その人の時代背景、
風景画なのか、抽象画なのかとかのジャンルは何か?
その作品は、その作者の初期の作品だとか、晩年の作品だとか・・・
それらの知識をベースに、自分がどう感じるか?
絵画の楽しみはこんな感じなのだろうか?
せめて、今回の演劇がどういうジャンルかぐらいは知る必要がある。
か、もしくは、彼らはこのジャンルしかしないのか?
自分の演劇に対する知識が乏しすぎるのだろう・・・
まぁ、何かを感じて思うのは良いことだ。
知識というスパイス(物質)が化学反応を引き起こし、元々の知識を変化させる・・・・
変化をしていないはずはない。あるとしたら、それに気づいていないだけだから・・・

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