タバコを憎む・・・

こないだ歩いていたら、前に歩きタバコをしている人がいた。
その人の煙が自分に入ってきて、苦痛に感じた。
歩きタバコするなよ!って、軽くその人を憎んだが・・・
反対車線に移り、関わらないようにした。
いつからこんな感情が湧き上がるようになってしまったのだろうか?
ワインバーのような店に行っても、煙が全身を、そして洋服から、
頭までタバコのにおいで包まれるのに苦しむ。
別に隠すことではないので言うと、自分も昔はかなりのヘビースモーカーだった。
ハワイに住んでいたときに、大好きな日本のタバコが吸えなくて、まずいアメリカのタバコ
を吸うぐらいなら止めようと好きすぎて止めたほどだ(それだけが理由じゃないけど。。)
数年前までは、自分も吸っていたし・・・と、もう少し理解があった気がする。
なぜ、最近は敵意まで生まれてしまっているのか?
タバコを吸う人とのコミュニケーションは、これでは良くない。
列強の侵略からの苦しみから心をぼかす為にアヘンが必要だった国民が過去にいたように、
タバコの作用により血管を縮めて身体を苦しめることにより心を救っているのだ。
欧米などでは、タバコを吸ったり心が弱い人達はまず成功しない。
しかし、心が強い必要や成功する必要はどこにもないのも事実だ。
(弱かったり、タバコを吸う人ほど成功やミエや見栄えにこだわるが・・・)
少量ならば、身体に与える影響も少ないのでいいのかもしれない。。。
しかし、タバコのような魔薬は吸ったら良くないような状況のときに限って、
寝不足の時や、満腹の時、お酒を飲んだ時、身体が弱っている時に、
吸いたくなるものだ。
まぁいい。 救いようのない人々で世界はあふれているものだ。
60億近くまで来ているのだ。
コロンビアのある町に1ヶ月ほど滞在していたときなどは、
彼らはタバコを一本買いしていた。
高くて買えないのだ。 もっているタバコを全部あげてきた。
そういった人々も世界にはいると思うと、日本は幸せだ。
タバコの煙ではなく、空気を吸っているだけで幸せだ。
タバコを吸っている人が目の前にいても心から微笑むことが出来るようになるのも
強さなのかもしれない。
そして、タバコを吸うとすべての味覚が狂って、せっかくの美味しい料理が
タバコの味になりますよ。何食べても美味しいっていうんですね!
って、言いたい言葉を飲んで・・・
笑って美味しいですね~ っていえるのが強いのかもしれない。
まだまだ弱いので、なるべく煙と無縁(無煙)の世界に浸ってしまうのですが・・・

2 件のコメント

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    9月10月は4年ぶりに喫煙者になってみました。
    まわりもタバコ吸わない人ばっかなのでそれがあたりまえに感じていたんですが喫煙者になると喫煙者側の世の中の見え方もあって面白かったです。

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    自分も喫煙者を見ながら、昔の自分を思い出し・・・当たり前で、歩き煙草をしている自分に無意識に酔いしれていた過去の自分を投影してみたり、周りにいた吸わない人達の立場になれてなかったな・・・と今、反省しています。 無意識に人に迷惑をかけているのって、気づかないので辛いです・・。だから、この文章は吸う人の気持ちを分かった上で書いているつもりですが・・・
    どちらの立場にもなって考えても、煙草は身体にも周りにも良くないです。。。。

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