思考力テスト

学校などの学歴はいいけど、話題ばかりで結果をだせない人が多いのはどうしてだろうか?
脳的に言えば、IQが高いことが学歴があるとみなされている。
学歴があるのに知的欠陥がある人が多いのは、愚かな行動をとる人が多いのは、どうしてだろうか?
日本の学歴とは、主に記憶力が中心で決定されているようだが、
IQは基本的に論理的思考能力、抽象的思考能力、学習能力、記憶力、などから判断される。
まぁ、これらの基準に忍耐力や継続的思考能力などの実生活で必要な判断をするための
合理的な環境適応能力は含まれていないのが現実だ。
これらが必要だと考える思考すらないのが現実だ。
競争の結果が大事とされ、○か×を選ぶことが大事とされ、過程を大事とする習慣がなくなった。
確かに生まれつき頭の回転の速い人、生まれつき記憶力のいい人、生まれつき想像力のいい人。
色々いる。
しかし、大事なのは過程だ。元々、80点の人が90点となるのと、50点の人が80点をとること
の違いは何であろうか? 努力の量、その結果からの自信の量。計り知れない。
元々の能力に頼って楽に生きていることの方が、合理的な環境適応能力は育たない。
もしも、周りに有名大学を卒業したって人がいたら聞いてみるといい。
「大学卒業後、何を学びましたか?」
そもそも、日本においては大学時代に何かを学べても、大学自体では学べるシステムは乏しいのが現実だ。
ある人が言うかもしれない。「バイトをしました!サービスについて学びました!」
「それが今、どのように生活、仕事に活かされていますか?」
「・・・・・・・」
となる。そもそも、バイトをしている瞬間にサービスについて学ぼうと接客本などを片手に
バイトをしている人が少ない。サービスについて学びましたとは、後から振り返ってのことだ。
学んだに違いない。ということだ。その瞬間に、その環境に合理的に適応しようとはしていないのだ。
バイトを止めるときに、惜しまれただろうか?
「・・・・・・・・・・・・・・」
これからの社会で必要とされるのは、『知能を持った人よりも衝動的な行動を控え熟慮できる人』
なのだ。
もちろん、合理的に考えて環境に適応できる為には知識は必要だ。
しかし、合理的に考えればどんな知識が必要かはわかるはずだ。
しゃべれないのに英単語を脳の日本語に作用する中枢に覚えさせても時間も無駄なのだ。
そんなことに時間を費やすのなら、字幕なしの映画を何度も何度も見て聞いたほうがました。
しゃべれないのに、難しい英単語を覚える意味が分からない。
そんなことに疑問をもたない人の思考が分からない。
疲れるから考えたくないのだろうけど、分かりたくない。
さてさて、簡単な思考力テスト。
制限時間はトータル30秒。
【1】
りんごとバナナの値段は合わせて1100円。りんごの値段はバナナの値段よりも1000円高い。
バナナの値段は?
【2】
5台の車で5個の製品を運ぶのに5分かかる。では、100台の車で100個の製品を運ぶのには何分かかる?
【3】
ある池には蓮(ハス)の葉が植えてある。毎日その葉は増えるのだが、葉の面積は前日の2倍となる。
ハスの葉がその池全体を覆うのに28日間かかるとすると、池の半分を覆うのには何日かかったのか?
さてさて、答えは後日・・・
オリジナルの問題よりも簡単にしているつもりですが・・・

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です