(その1) からの続き・・・・・
「ここは聖なる山だ!」
「外国人が勝手に山を登ることは我々バトゥール山観光協会が禁止している!」
「登りたければ、ガイドと一緒に行かないと行けない!」
本当ですか?な状態でした。
こっちは数時間前までガンガン飲んでいたわけで・・・
酔っ払いにはウソ~!見たいな話だったのです・・・
話をまとめると、
ガイドをつけないと山は登れない。
それは1人$30ドルというわけです。
ごっついバリ人は何やから免許みたいなものまで見せてくる。
パンフレットとかあるわけでもない・・・・
信じるか?信じないか?
近くに観光案内所があるから、
ソコマデ戻るかとも言われた・・・・
ソコマデというが、
太陽もソコマデ来ているのだ。
じ、時間がない・・・・
聞くところによると、
コースはショートコース、ミドルコース、ロングコースとあるらしい・・・
すると彼は、
「じゃぁ、コーラを付けよう」
→「水があるからいらない・・・」
「コーヒーを付けよう・・・」
→「持っている・・・・・」
「朝食を付けよう」
→「それもある・・・・」
「ショートコースの金額で、ミドルコースまでガイドしよう」
→ 「う~ん・・・・・」
結局、ミドルコースまでにしてもらい、
さらにもう少しまけてもらって了解した
(後で正規料金しらべてやる!と、ココロに誓って!)
そしたら、ごっつい免許を見せてくれた兄ちゃんは帰っていき、
もう一人の兄ちゃんが先頭を歩き始めた・・・・
(あれ?免許君は帰ってしますの?)
非常に怪しかったけど、
お金は払ったし、ついていかねば・・・・
ずいぶん、時間を浪費してしまったはずだ・・・・日の出まであと少し・・・
先頭をゆく兄ちゃんに、
日の出の時間を聞くと・・・6時だという・・・
もう1時間とない。。
ガイドの兄ちゃんに、どうしても日の出を見ねば!と、せかす・・・
そうすると、どんどん早足で歩いていく・・・
・・・・・もう、走っているようなスピードだった・・・・
酔っ払いにはきつい・・・・
気づくと、もう一人後ろからついて来ている。
バリ人というより、スマトラ人っぽい彼は大きなリュックを背負い、
リュックをカチャカチャ鳴らしている。。。。
そして、ビーチサンダルだった。
こっちも、一応、ツルッツルだけど、靴を履いて挑んでいるのに!
最初は、平坦な道で、玉ねぎの畑や、
赤豆の畑などを歩いていたのに、段々と傾斜が出てきて、
息が荒くなっていく・・・・背中から汗がどんどん、全身から汗がどんどん出る・・・
時にサンダルの彼が手を差し伸べてくれる。
片手に懐中電灯を持っていたから両手がふさがると非常に歩きにくい・・・・
てゆうか、バランスがとりにくい・・・・
でも、彼は懐中電灯を持っていないから、
足元を照らして欲しいってことかな?って思って照らしてたんだが、
ちょっと休憩を入れたときに、
「僕はガイドじゃない。
ドリンクを売るためだけについてきた」
「買って欲しい。といわれた」
彼は移動キヨスクだったのだ。。。
リュックは相当重いはず・・・・
でも、自分は、SPAの用意してくれたお水 + 元々用意した水 で2本もあった。
水は充分あるから、いらない!と、はっきり言った。
実は、数時間前の年越しパーティで食べ過ぎ、
飲み過ぎで、それどころじゃなかった。
さすがに、凄いスピードで山を駆け上がるのは・・・きつい!!
なんど、「や、休もう・・・」 と、言いかけたか・・・
akky 曰く、
「山登りは、困難や大変なことがあるから達成感を得られるもの。」
いいこと、ゆーではないかっ! 大困難だけど・・・
でも、前に連なる斜面ばかり見ていては気づかなかったけど、
背中に広がる景色をみたら・・・
「ぶっとんだ!」
「ぜ~んぶ、疲れも、なにもかも~~っ」
「2009年、頑張ろう~」と思った。
何か分からないけど、頑張ろう、と。
そして、隣で・・・「ドリンク買ってよ~~っ」・・・・・
ガケから落としてやろうかと、思った・・・・・(うそ)
またまた、つづくのです・・・
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