上海万博への道のり~①

人にはそれぞれ仕事やプランでやり方というものがある。
料理にしても、旅行にしてもだ。
材料を完璧にそろえ、料理番組みたく切ったり、きざんだり、
皮をむいておいてから料理をはじめる人もいるかもしれない。
行き当たりばったりの旅行を楽しむ人もいるだろう。
分刻みの完璧な旅行シナリオを作る人もいるだろう。
さまざまだ。
自分の場合、まず絵を描く。絵コンテみたく大雑把な枠を書く。
そしてイメージを膨らませて最終の完成状態を想像する。
後は状況にあわせてそれを完成に近づけていく。
時に材料が変わったり、新しい絵が浮かんだり・・・変更をしながら最終状態へと近づけていく・・
これをマルチタスクプランニングと呼んでいる。
時に描いた絵が予想とずいぶん違う絵になることもある。
そんなことは人生よくあることだ。
価値があることや利権、欲望、などの感情が見え隠れすると絵が違うものになりやすい。
ぼけっとしていると(すなわちトロイと・・・)、はじき出される・・・
まぁ、どちらかと言うと、このお話はとろい側の人のお話だけど・・・
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今(2010年8月)では上海はとても暑い・・・日中で40度を簡単に超えているのだ。
それでも毎日、上海万博には人が訪れる・・・・
(聞いた話だと35万人近くの人が毎日いるらしい。。)
それでも、最初の頃は8万人ぐらいしかいなくて政府の人達もあせって
(万博動員人数世界一を狙っているので!)、上海市民全員に入場券を配ったりしていたらしい。
今では毎日、老若男女が楽しめる(すなわちゆるい感じの)パビリオンに何時間も並んでいるのだ。
途中で我慢できずに列の途中でトイレを済ましてしまう人などいて大変だそうだ。
(信じれないけど本当の話。)
中国各地、全国から上海に人が集まってくる。文化も言葉も違う。もちろんマナーも違う。
当たり前だ。ここ100年ぐらいの間、日本も含め欧米列国にかき乱され、文化もプライドも犯され
続けてきた国なのだから・・・我々に非難する権利はない。事実を冷静に見て感情的にならないことだ。
感情的になっている人達がいる。
上海人だ。
彼らは自分達を中国人とは呼ばない。上海人と呼ぶ。
右ならえ教育で統一した日本人から見ればどうかは知らないが、
上海人が万博に来る地方の中国人のマナーの悪さに心を痛めているようだ。
心を痛めているという言い方は少しオブラートに包んだ言い方だ。
万博に行って視界に入ることすら嫌らしい・・・
欧米人もそうだけど、彼らの人種、階級区別は日本人の意識では理解できない。
結局、アメリカでも欧米人のようには自分は振舞えなかった。レストランのウエイターにも
ちゃんと敬意を示してしまうのだ。これが自分流だ、と言い聞かせた。
ただ、彼らにそういった意識が無意識にあるというということは知っておく必要がある。
何十年前まで奴隷制度、女性の選挙権や発言権のなかったのが欧米や中国なのだから。
それにくらべなんと女性に優しい国なのだ、日本は。卑弥呼さまさまだ。結果、男性に甘えて
自立できない人が増えてしまったけど。。。
中国やアメリカは ”セックスアンザシティ” のような自ら力を勝ち取る女性が多いのだ。
と、話はどんどん脱線しながら進めていこう。
あえてどんどん脱線しよう・・・
描いた絵も脱線してぐちゃぐちゃなのだから・・・

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