2016の6月発行の【YOGA YOMU】にて自分の記事がP16ページに紹介されています。まるまる1ページでの紹介です!!
今まで何度となく記事を掲載してきましたが、【1P】は初めてです。
特集は「ヨガと、栄養」ですが自分の記事は、
「ヨガの先生がオススメする漫画」というタイトルです
『YOGA YOMU』が手元にない方もいると思うので、文章をここで紹介しますね。
(始まり・・・)
今から16年ほど前…私が生活していたアメリカでは、今の日本のように多くのヨガの先生達がいました。先生と話していると、「お酒は飲みませんよ、ワイン以外はね!!」とよく聞いたのを覚えています。
その頃の私といえば、ヨガをしたりサーフィンをしたり、毎日スムージーを飲んでたまにファスティングをしたりしてました。ある意味、今よりもヨギーな生活だったのかもしれません。笑。
その後、無事に大学院を卒業して名古屋に戻り、さらに2年後にMySOUL8ヨガスクールを始めて、ヨガを指導することになるのですが、今では自分が言っているのです。「お酒?プラーナの入ったワインしか飲みませんよ!!」と…
もうお分かりかも知れませんが、私のお薦めするのはワインをテーマに描かれた漫画で「神の雫」です。
ワイン?ヨガと関係あるの?と思われる方もいるかもしれませんが、インド神話の「マハーバーラタ」に次ぐ大叙事詩「ラーマーヤナ」には、『驚くべき葡萄』についての記述がされていたりします。
さらに、「ワイン」を指す語源をたどれば、古代インドの神酒を指すサンスクリット語のヴェーナ(vena)という『愛されるもの』という意味を持つものにたどりつくので驚きです。
現代において「ワイン」という文字は、ロシア語でvino、ギリシア語で(w)oinos、ラテン語でvinum、イタリア語でvino、スペイン語でvino、ドイツ語でwein、英語でwine、フランス語でvinと呼び、最古のサンスクリット語の「ヴェーナ」から変化して呼ばれるようになっていくのですから、ヨガと同じで奥深いですよね。
ヨガスタジオの練習でも無関係ではないです。ヨガの練習で高めていきたい感覚として五感が大切なのは皆さんご存知だとおもいます。ワインもまさに色(視覚)、香(臭覚)、味(味覚)が大事で、ヨガの練習で感覚がより高まることで、ワインの楽しみ方もさらに高みへと向かうものだと思います。
さらに!ワインの中にはキラキラと小さな泡がはじけているものがあります。シャンパーニュ(スパークリングワイン)ですね。グラスに注ぐと、不思議な小さな泡が下から上に向けて流れてゆきます。我々の身体にもあのようにプラーナ(Purāṇa)が流れているのでしょうか?
「神の雫」の漫画の中で、ワインにとって大事なのは「天・地・人」のバランスのとれた状態、すなわち、テロワールが大事なのだという表現がよく登場します。ヨガの練習も同じですね。よいプラクティスの為には、「気づき・知識・テクニック(練習方法)」のバランスが大事だと思います。
このバランスが取れている、三位一体の状態(テロワール)での練習を生徒さんに体験して貰えるよう心がけてクラスをすると、びっくりするくらい生徒さん達がメキメキと成長していきます。
ヨガ講師として、そんな素晴らしいクラスができた日の、キメ細かい泡立ちのシャンパーニュの味は・・・最高です!
皆さんも「神の雫」をテキストにヨガとワインのマリアージュをお楽しみくださいね。皆様のヨガライフが益々充実しますように!!
乾杯!…間違えました。感謝!!
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